脊椎・脊髄の腫瘍 - 岡山大学病院整形外科脊椎・脊髄グループ

- 脊椎・脊髄の腫瘍

　脊椎腫瘍とはいわゆる背骨（脊椎）にできる腫瘍のことです。脊髄腫瘍とは脳からの信号を手や足に伝達する神経の束である脊髄およびその枝にできる腫瘍です。この脊髄は脊椎によって包まれ守られています。
　脊椎腫瘍の症状は、脊椎の支持性（体を支える機能）が失われることにより生じる症状と脊髄が腫瘍により圧迫されて生じる症状があります。前者には首や背中、腰の痛みがあり、この痛みは座位や立位で増強します。後者には、手・足や体幹の痺れ・痛みがあります。この痺れや痛みは安静時にも感じられる場合があり、更に進行すると手・足の麻痺、尿や便の排泄障害などが生じてきます。脊髄腫瘍の症状は脊髄の圧迫による症状が主となります。いずれの腫瘍でも腫瘍が良性の場合その増大が緩徐なため、腫瘍がかなり大きくなるまで症状が出ない場合も多く、腫瘍が大きくなってから発見されることが間々あります。脊髄が障害された場合、回復は困難であり早期の発見治療が望まれます。

（日本脊椎脊髄学会ホームページより引用）

写真1
腰椎に生じた脊髄腫瘍（神経鞘腫）

手術の説明: 脊髄腫瘍

疾患の説明へ戻る

CONTENTS

	HOME
	What's new
	疾患の説明
	手術の説明
	手術前後の評価項目
	岡山大学脊椎グループの活動
	クリニカルパス
	岡山大学で行われている手術
	スタッフ紹介

LINK

その他・便利サイト

	PubMed
	医学中央雑誌刊行会
	医薬品検索
	整形外科医の英語ペラペラ道場
	Okayama Spine Group

CONTACT

岡山大学整形外科

email:	seikei@md.okayama-u.ac.jp
TEL:	086-235-7273 (整形医局直通)
FAX:	086-223-9727