Okayama University Hospital, Department of Orthopaedic Surgery, Spine Group
岡山大学病院 整形外科 脊椎・脊髄グループ
疾患の説明 - 身体表現性障害による腰痛、頚部痛、麻痺

 身体表現性障害とは、本人も気づいていないストレス、不安や葛藤が身体の症状となって現われるというものです。ただし、心身症と違って、内科的にも外科的にも異常はありません。たとえば、いくら本人が「腰が痛む」と訴えても、整形外科の検査では異常は見られず、腰痛のみが続き本人は非常に生活に支障をきたす場合がそうです。

【1】 転換性障害
 突然歩けなくなる、手が動かなくなる、声が出なくなる、手足や顔の痛覚がなくなるといった麻痺が起こります。診断基準は以下です。
  1. 運動機能や感覚機能を損なう症状が1つ以上ある。
  2. その症状が始まる前に、ストレスがあり、原因は心理的なものが関係している。
  3. その症状は本人がわざと作り出しているわけではない。
  4. 検査なで適切な方法で調べた結果、原因は身体疾患でもなければ薬物などでもない。
  5. 症状のために強い苦痛を感じており、社会的、職業的、その他重要な場面で支障がある。
【2】疼痛性障害
 1つ以上の場所にずきずきとうずくような痛み(疼痛)がいつも感じられるのですが、内科的にも外科的にも異常はなく、明らかにストレスが関係していると認められるものを疼痛性障害と呼びます。発症は男性よりも女性のほうが約2倍と多く、ピークは40〜50代です。
診断基準は以下です。
  1. 深刻な疼痛が身体に1ヶ所以上にある。
  2. 痛みのために強い苦痛を感じていたり、仕事や社会的な面で支障がある。
  3. 心理的な要因が、疼痛の原因やその深刻さ、再発などに大きく関わっている。
  4. 疼痛は本人がわざと作り出しているわけでも、痛むふりをしているわけでもない。
  5. 疼痛は感情障害や不安障害、その他精神病の症状として説明できるものではない。

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